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本間一夫文化賞 第3回受賞者 和波たかよし氏

第1回受賞者 阿佐 博氏 和波氏は4歳でヴァイオリンを始め、1958年、第12回全日本学生音楽コンクール中学生の部第1位、1962年、第31回日本音楽コンクール第1位、特賞、安宅賞を受賞、1963年18歳のときに、日フィル定期ソリストとして楽壇にデビューしました。

1969年、西ベルリンとロンドンでのリサイタルで成功を収め、それをきっかけにロンドンに拠点を置き、欧州各地で演奏を行いました。

わが国では、その後毎年八ヶ岳において八ヶ岳サマーコース&サマーコンサートを開くとともに、若い演奏者の育成に努めています。また、毎年松本で開催されるサイトウ・キネン・オーケストラの一員として参加しているほか、演奏会も定期的に行っています。2005年4月1日に東京のサントリーホールで開催した60才バースデーコンサートには、皇后陛下が来臨され、それまでの活動を集大成した演奏に大きな拍手が起きました。

その皇后のご下賜金により、同年4月に発会した点字楽譜利用連絡会では代表に推され、点字楽譜を利用する音楽家の立場で、後輩の視覚障害音楽家のために、点字楽譜の整備、普及に努めています。

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