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本間一夫文化賞 第20回受賞者 武久源造氏

武久源造氏写真

社会福祉法人日本点字図書館は、視覚障害者の文化向上に貢献した個人・団体に贈る本間一夫文化賞の選考委員会(委員長:社会福祉法人恩賜財団済生会 炭谷茂 理事長)において、第20回受賞者を、武久源造(たけひさ・げんぞう)氏に決定しました。

武久氏は、1957年生まれ。1984年、東京藝術大学大学院音楽研究科修了。チェンバロ、ピアノ、オルガンなどを駆使する全盲の鍵盤楽器奏者です。武久氏は演奏活動のみならず、バッハが追い求めた幻の名器「ジルバーマン・ピアノ」(1747年製)を現代に蘇らせたことをはじめ、使用する鍵盤楽器の調整に自ら携わって当時の音色を創造することにも力を注ぎ、近年ではバロックダンサーと当時の演奏状況の再現を試みるなど、精力的な活動が大いに評価されています。


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