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「点字図書輸送トラック」が贈呈されました

2016年4月8日、公益社団法人 24時間テレビチャリティー委員会様より「点字図書輸送トラック」のご寄贈を戴けることとなり、贈呈式を挙行いたしました。
図書館に「点字図書輸送トラック」？疑問に思うかたもいらっしゃることでしょう。
実は、当館から貸し出される本の9割以上が郵送です。まず、利用者さんから貸し出しの依頼を受けると、職員が点字の図書や録音の図書を書庫から持ってきて、運ぶための台車に載せます。全国から1日あたりおよそ500タイトルもの貸し出し希望が入るので、図書の量は大人2人で動かすような大きな台車2台分にもなり、それらを輸送トラックに積み込んで、毎日郵便局まで運びます。また、台車を運ぶ特性上、輸送トラックは地面から持ち上げられるリフトアップ装置や、トラック庫内で固定する装置などが特別架装された特別仕様車です。
このように、「点字図書輸送トラック」は当館の生命線なのですが、日本テレビ系列様ととても縁が深く、1995年に「愛の小鳩事業団」様から1号車をご寄贈頂いたのを始めとして、2003年には2号車を「日本テレビ」様からいただきました。
この2号車が老朽化で庫内の雨漏りなど問題が出てきたので、この度3号車を「公益社団法人 24時間テレビチャリティー委員会」様から贈呈して頂く運びとなりました。

当日は、当館の駐車場において「点字図書輸送トラック」の贈呈式が行われました。
職員達の喜びの声と拍手の中、新しいトラックが駐車場に入りました。公益社団法人　24時間テレビチャリティー委員会の高見俊彰副会長から、当館の理事長　田中徹二に目録とゴールデンキーが手渡され、田中から喜びの言葉を述べさせていただきました。

その後は、新しいトラックのお披露目会です。理事長と副館長(いずれも全盲)は、館長とともに実際にトラック内部を触って、その大きさを確かめていました。嬉しいことに、新しいトラックは、今までよりも背が高い設計になり、より多くの荷物を台車に詰めるようになりました。当館職員による台車積み込みのデモンストレーションも行われました。

さらにお披露目会の後には、当館の正面玄関に、24時間テレビ支援プレートも設置していただき、除幕式も行いました。

ご贈呈いただきました輸送トラックは大切に使わせていただきます。貴重なご支援に、心より御礼申し上げます。
尚、日本テレビ放送網株式会社のホームページに今回の贈呈式の様子を掲載して頂いております。重ねて御礼申し上げます。

• 日本テレビ放送網株式会社　プレスリリース　
  「24時間テレビ『愛は地球を救う』日本点字図書館に『点字図書輸送トラック』を贈呈」　くわしい内容はこちら

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当館の公式ツイッターでも、今回の贈呈式について紹介をさせて頂いております。併せてご覧ください。

• 「4月8日『点字図書輸送トラック』　贈呈式」　　くわしい内容はこちら
• 「4月9日『点字図書輸送トラック』　初運転へ」　くわしい内容はこちら

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