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日本点字図書館が「第9回 塙保己一賞」貢献賞を受賞しました

 2015年11月17日、埼玉県が主催する「第9回 塙保己一賞」の発表があり、日本点字図書館が貢献賞に選ばれました。
 塙保己一(はなわ ほきいち)は、世界的な偉人として讃えられるヘレン・ケラーも人生の目標とした、江戸時代後期の盲人の学者です。
彼は、幼くして失明したにもかかわらず、学問の世界に果敢に挑戦し、文化史上未曾有の文献集「群書類従(ぐんしょるいじゅう)」を編集・出版しました。
 彼が埼玉県本庄市出身であることから、同県は平成19年度より塙保己一の精神を受け継ぎ、障害がありながらも不屈の努力を続け、社会的に顕著な活躍をしているかたや、このような障害者のために様々な貢献をしている方に「塙保己一賞」を授与しているとのことです。
 塙保己一賞の対象者は、大賞、奨励賞、貢献賞の3種類に分かれており、当館は障害者の支援者、貢献者にいただける貢献賞を授賞いたしました。尚、大賞は、現公益社団法人東京都盲人福祉協会会長笹川吉彦(ささがわ よしひこ)氏、奨励賞は、海外出身者で初めての受賞者となるロイ・ビッショジト氏が夫々受賞されています。
 表彰式は、12月19日(土曜日)に塙保己一の生家に近い、本庄市児玉文化会館セルディで行われる予定です。



(参考)塙保己一賞の各賞の概要

(1)大賞(対象者:障害者本人)
 日本国内に在住し活動するかたで、障害がありながらも不屈の精神により社会的に顕著な活躍をしてきた障害者のかた

(2)奨励賞(対象者:障害者本人)
 日本国内に在住し活動するかたで、今後、社会的に顕著な活躍が期待される40歳未満の障害者のかた

(3)貢献賞(対象者:障害者の支援者、貢献者)
 日本国内に在住し、社会的に顕著な活動をされている障害者の活動などの支援や障害者の自立支援等につながる顕著な発明・機器開発等を行ったかた





塙保己一賞 紹介情報

  • ・埼玉県による「塙保己一賞」紹介ページ 「第9回塙保己一賞の受賞者決定及び表彰式の開催について」 くわしい内容はこちら
  • ・毎日新聞 2015年11月18日 地方版 埼玉 「塙保己一賞:受賞者決まる」 くわしい内容はこちら



【お問い合わせ】
 社会福祉法人 日本点字図書館 総務部総務課
 〒169-8586 東京都新宿区高田馬場1-23-4
 電話 03-3209-0241(代表)
 Eメール nitten@nittento.or.jp



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