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点字のれきし ― にってんキッズページ

点字は1825年にパリの盲学校の生徒だったルイ・ブライユが考え出しました。

点字の考案者ルイ・ブライユの画像
ルイ・ブライユの写真


日本では1887年(明治20年)に、教員の石川倉次(いしかわ くらじ)がブライユの点字を日本でも使えるようにしました。

石川倉次の画像
石川倉次の写真

1890年(明治23年)11月1日に、日本の盲人用文字として文字として採用さいようされ、この日は「日本点字制定せいてい記念日」となりました。




点字ができる前は…

点字ができる前は、いろいろな方法で文字をあらわす工夫をしていました。


通心玉つうしんだま

大小2種類のガラスの玉を、結び目をさかいにして、上と下に分けてならべて文字をあらわします。
通心玉の画像


かわら文字

土で文字をき上がらせた3×4㎝のかわらをつくり、かまで焼きかためたものです。
かわら文字の画像


ほかにも…
はりで文字の形を作り、紙にし当てて文字をき上がらせるはり文字。
小さな四角い紙の角の折り方を変えて文字を表す折り紙文字。
うすい紙をねじってひものようにしたこより文字などがあります。




■おすすめの本

『コミック版世界の伝記 ルイ・ブライユ』の表紙画像


『学習まんが人物館 ルイ・ブライユ』の表紙画像