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本間一夫文化賞 第18回受賞者 桜井記念 視覚障がい者のための手でみる博物館

現館長 川又若菜氏写真 博物館の様子の写真

視覚障害者の文化向上に貢献した個人・団体に贈る本間一夫文化賞の選考委員会(委員長:社会福祉法人恩賜財団済生会 炭谷茂 理事長)を9月17日に行ない、第18回受賞者を、「桜井記念 視覚障がい者のための手でみる博物館」様に決定しました。

受賞される「桜井記念 視覚障がい者のための手でみる博物館」様は、岩手県盛岡市にあり、今年で創立から40年になります。1981年、当時県立盲学校の教諭で全盲だった故・桜井政太郎(さくらい まさたろう)氏が自宅を改築して創設しました。2010年に氏の体調不良により一旦閉館するも、活動に感銘を受けた現館長の川又若菜(かわまた わかな)氏が引き継ぎ、2011年7月に現在地に移転の上、再び開館しました。

博物館は現在も、『百聞は一触(いっしょく)にしかず』という初代館長の桜井氏の残した思いを引き継ぎ、視覚障害者の、触れて考察する「触察」文化の普及と発展に多大な貢献をされています。


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