トップページへ

点字頒布図書価格表 11月版のご案内

2024年11月1日

日本点字図書館が出版・販売している点字図書を掲載した「点字頒布図書価格表」の最新版(11月版)をご用意しています。
冊子でもデータでもご提供しており、データは、点字版、墨字版ともに、以下のページからダウンロードできます。
点字図書ご購入の参考に、どうぞご活用ください。

頒布図書価格表のダウンロードは、こちら


新刊図書のご紹介


最新の点字頒布図書価格表に掲載されている新刊図書の中から、その一部を以下にご紹介します。


『したきりすずめのクリスマス』

三浦綾子 文 アーデン・ルイス 英文 ホームスクーリング・ビジョン 発行
全1巻 4,000円

すずめに重いつづらをもらったおばあさん。そこから出てきたおばけに怯えていると、キリストがやってきて…。「舌切り雀」の昔話にキリスト教をからめた物語。クリスマス劇の台本として執筆した戯曲「珍版舌切雀」を改題。日本語・英語対訳。統一英語点字(UEB)で、英語略字使用。


『子育てで大切なこと -「お母さん」「お父さん」「教師」の役割とはなにか-』

アルフレッド・アドラー 著 坂東智子 訳 興陽館 発行
全4巻 8,000円

母親と赤ちゃんの関係とは? 教師が生徒にできることは? 心理学者アドラーが、子供を育てるうえで大切なことを、親や教師に伝える。『What life could mean to you』の後半部分を翻訳(前半部分の翻訳は、2024年3月に発表した『人間の意味-なにが、あなたの「現実」をつくるのか-』)。


『知っておいしいハーブ辞典』

伊嶋まどか 監修 実業之日本社 発行
全4巻 8,000円

人々の生活に欠かせない存在として、古代から使用されてきたハーブ。紫蘇やヨモギ、山葵など日々の暮らしに身近なものから、温州みかんや柚子、キンモクセイなど秋頃から楽しむことができるものなど、基本的なハーブ100種類を50音順に並べて、各ハーブの特徴や基礎知識、利用方法、育て方などを簡単に解説する。


『発達障害のある人の「ものの見方・考え方」-「コミュニケーション」「感情の理解」「勉強」「仕事」に役立つヒント-』

高岡佑壮 著 下山晴彦、黒田美保 監修 ミネルヴァ書房 発行
全3巻 6,000円

発達障害のある人が感じる生きづらさの背景には、「情報処理の仕方の独特さ」という要因がある。そこに注目することで「その人ならではの特徴」を理解し、一人ひとりの日常生活の中でのつまずきに対処するためのヒントを示す。


話題の図書のご紹介


今年の7月から紙幣のデザインが新しくなり、1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一に変わりました。日本で最初の銀行を設立し、経済界の土台を作り上げた渋沢栄一は、福祉の分野にも大きく貢献をしていました。その姿を当館の点字頒布図書よりご紹介いたします。
また、前回に引き続き、今年生誕100年迎えた山崎豊子と陳舜臣の本も併せてご紹介いたします。


『渋沢栄一に学ぶ福祉の未来』

杉山博昭 著 青月社 発行
全3巻 6,000円

日本資本主義の父は、福祉の先駆者でもあった。日本の福祉の基礎を築くのに貢献した渋沢栄一の史実を紹介し、彼の姿から何を学ぶべきかを考える。


『『大地の子』と私』

山崎豊子 著 文藝春秋 発行
全3巻 各6,000円

胡耀邦総書記との異例の会見や、労働改造所へ初の取材敢行、「捨てないで!」と叫ぶ戦争孤児達…。日本中を涙と感動で包んだ『大地の子』。その構想から完成までの8年間を綴る。


『琉球の風 1 怒濤の巻・2 疾風の巻・3 雷雨の巻』

陳舜臣 著 講談社 発行
各全3巻 各6,000円

中国・明からの使節を迎え沸き立つ17世紀初頭の沖縄・琉球王国。だが、この国の平和は幕府を後ろ盾にした薩摩によって侵されつつあった。生き残りを賭けた琉球の闘いが始まる。


【お申し込み・お問い合わせ】
日本点字図書館 点字製作課
電話 03‐3209‐0671


本文 おわり

補助メニュー