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新館長就任のご挨拶

館長 小野俊己

小野館長写真 4月1日付で日本点字図書館長に就任いたしました小野俊己(おの としみ)です。
昭和52年の入館以来、30年間利用者サービス業務に従事し、平成19年からは法人業務に携わってきました。
昨年、創立70年を迎えて開催した記念式典では、図書館の原点を振り返り、あらためて日本点字図書館の意義を確認いたしました。法人の掲げる理念には、「創始者の本間一夫は13歳で初めて点字を習得したが、盲学校、大学を通して点字書があまりにも少なく、読みたい本が読めない苦悩を味わい続けた。その状況を打破するために私財を投じて当館を創設し、同じ悩みをもつ全国の視覚障害者に読書の喜びを提供してきた。その創業の精神を遵守し、その伝統と実績を基盤に、すべての利用者に豊かな情報を提供するとともに、視覚障害者の社会参加に寄与する。」とあります。この理念の下に理事長田中が組織をまとめ、視覚障害者の情報提供施設として数多くの先駆的事業を立ち上げてきました。
これからも時代状況に即したサービス提供を担い、視覚障害者の福祉に応えられるよう活動を行い続けることが日本点字図書館の使命であり、従事する私たち職員の責務だと思います。私自身微力ながら、責務を全うするよう尽くしてまいりますので、皆様がたのご指導・ご鞭撻をよろしくお願いいたします。




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