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創立者・本間一夫の初の著書を、読んでみませんか
当館の創立者・本間一夫の著書『指と耳で読む-日本点字図書館と私-』(岩波書店)は、1980年に発行されました。
5歳で失明した本間一夫は、10代半ばに点字図書によって読書の歓びを知りました。しかし、当時は点字の本はあまりにも少なかったため、自身で当時は無かった点字図書館の事業を興すことを決意し、昭和15年、借家に25歳という若さで点字図書館を開設します。以来40年の苦闘の跡を語り、人々の理解と協力を訴えた1冊です。
点字図書の拡大のため人生を懸けた、本間一夫の情熱をぜひ感じてください。
本書の目次
- Ⅰ 私と点字図書館
- 一 失明――運命の日
1. 出生から失明まで
2. 医療を求めて - 二 点字との出会い
1. 函館盲唖院に学ぶ
2. ライフ・ワークへの決意 - 三 青春の曠野
1. 関西学院英文科へ
2. 盲人福祉への挑戦 - 四 点字図書館の創立
1. ささやかな出発
2. 咲ききらなかった蕾
3. 戦火を逃れて - 五 苦難の中の再建
1. 戦後の再出発
2. 明暗二道の交差路
3. 委託事業からの前進 - 六 点字から録音テープへ
1. テープ・ライブラリーの誕生
2. 苦労した募金行脚
3. 指読から聴読への拡大 - 七 盲人文化のささえ
1. コンクールと感謝の集い
2. 世界盲人福祉会議と盲人用具
職員宛の海外通信から
3. 善意と奉仕の人びと - 八 失明の壁をこえて
1. 責任を持つ関連事業
2. 海外旅行の印象
3. 失明の壁をこえて - Ⅱ 体験の中から訴える
1. 盲人の読書
2. 図書製作の実情
3. これからの日本点字図書館
4. あなたへのお願い - あとがき
【お問い合わせ】
社会福祉法人 日本点字図書館 わくわく用具ショップ
電話 03-3209-0751 FAX 03-3200-4133
Eメール yougu@nittento.or.jp
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