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第23回「本間一夫文化賞」受賞者を発表

2026年10月

第23回「本間一夫文化賞」受賞者 河村 宏氏

河村 宏氏写真 社会福祉法人日本点字図書館は、本間一夫文化賞選考委員会(委員長:社会福祉法人恩賜財団済生会 炭谷茂 理事長)において、第23回受賞者を特定非営利活動法人 支援技術開発機構 副理事長の河村宏(かわむら・ひろし)氏に決定いたしました。

受賞者の河村氏は、東京大学総合図書館在職中に視覚障害学生と出会ったことから、図書館の障害者サービス分野の問題に取り組み始め、1990年から1995年まで国際図書館連盟(IFLA)の盲人図書館セクションの常任委員会議長を務められました。1996年にはデジタル録音図書の国際規格「DAISY(デイジー)」の開発団体である「DAISYコンソーシアム」の設立に参画、同規格の開発と国際標準化、普及活動に長年尽力されてきました。2008年から2011年までは同団体の会長も務められました。河村氏のDAISY普及活動は図書館の障害者サービス分野にとどまらず、文字の読み書きに困難のある学習障害「ディスレクシア」や外国にルーツを持つ子どもたちのためのデジタル教科書製作、防災マニュアルへの応用、途上国への製作技術移転など、広範多岐にわたります。

さらに、障害者放送協議会での著作権法改正活動やJICAプロジェクトを通じた国際協力など、障害の有無にかかわらず「知へのアクセス」を得られる環境整備を力強く牽引してこられました。

本年DAISYコンソーシアム設立30周年という節目を迎え、読書バリアフリーへの関心が高まる中、現在も国内外のネットワークの要として世界を舞台に精力的に活動され続けています。現在国が設置している「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に係る関係者協議会」の委員としても、読書バリアフリー法の理念の社会実装と視覚障害者等の読書環境向上のために、国際的な最新知見に基づく提言をされています。

こうした活動姿勢とリーダーシップは後進の模範となるものであり、本年度の本間一夫文化賞に最もふさわしいとして、選考委員の総意で受賞が決まりました。

本間一夫文化賞は、2003年8月に他界した日本点字図書館創立者・本間一夫を記念して2004年より設けられた賞で、視覚障害者の文化・福祉・教育の向上に貢献した個人・団体に毎年贈られるものです。

社会福祉法人読売光と愛の事業団様には第1回から受賞者決定に関する記事の全国紙への掲載と記念品のご協賛をお願いし、長きにわたり多大なお力添えをいただいております。10月7日読売新聞紙上の記事掲載をもって発表とさせていただきます。



選考委員



協賛



後援




日本点字図書館について

社会福祉法人 日本点字図書館
1940年本間一夫により創設。点字図書・音声図書の製作・貸し出し、視覚障害者用具の販売等の事業、自立訓練(機能訓練)事業および指定特定相談支援事業を行なう日本最大の視覚障害者情報提供施設。視覚障害者情報総合ネットワーク 「サピエ」の管理も行なっている。
ホームページ : https://www.nittento.or.jp/



本件に関するお問い合わせ

社会福祉法人 日本点字図書館 総務部 広報担当 石出・鈴木
電話:03‐3209‐0241/FAX:03‐3204‐5641
Eメール:nitten@nittento.or.jp



PDF版

PDF版のプレスリリースは下記リンク先をご覧ください。
第23回「本間一夫文化賞」受賞者を発表



これまでの受賞者

第1回から前回までの受賞者については、下記のページをご覧ください。
本間一夫文化賞




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