本間一夫生誕百年を記念して、桜の木の植樹をしました
12月25日（金）、本間一夫生誕百年を記念して、桜の木の植樹をしました。本間一夫生誕百年事業の締めくくりとしてふさわしい行事となりました。
この桜は、神奈川県南足柄市にお住まいのユートピアという農園を経営している古屋富雄（ふるや とみお）さんからご寄贈いただいた、「春めき」という品種の桜です。この桜は、カンヒザクラとシナミザクラの交雑種の一つで、その特徴は、花が咲いた時に香がすることです。視覚障害者にも春の到来を桜の香りで楽しんでもらおうと、当館にご寄贈いただきました。
12月25日(金)に、当館の西側の庭に植樹式を行った後に、この桜の木を植えました。当日は、当館の植栽の整備をボランティアで行って下さっている都立農芸高校定時制のボランティア同好会の方たちが丁寧に植えてくださいました。
このボランティア同好会の方々には、10年程前から生徒さん自ら育てたビオラを当館に寄贈していただいています。また、３年程前からは当館周辺の庭の手入れもしていただいています。植樹式の中で感謝状を贈呈させていただきました。
この「春めき」は、早咲きの桜で、開花は3月中旬から下旬とのことです。植樹した桜が見事な枝ぶりになるのにはまだまだ時間はかかりますが、でも花の芽はしっかりついています。3月中旬になれば、きっと可愛いらしい花が咲くと思います。是非みなさまに桜の香りをお楽しみいただきたいと思います。
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