過去の問題 点字を読んでみよう・書いてみよう ― にってんキッズページ
こちらのページでは、去年の点字を読んでみよう・書いてみようを紹介しています。
チャレンジしてみてね!
2023年度の問題はこちら
点字を読んでみよう(問題)


点字では意味のまとまりごとに1マスあけます。

点字では「う段」の音がのびる時はのばす記号(②⑤の点)を使います。「こうつう」とは書きません。
「あんぜん」の「ぜ」は「せ」の前に⑤の点を、「きょーしつ」の「きょ」は「こ」の前に④の点を書きます。
意味のまとまりごとに1マスあけるので、「あんぜん」と「きょーしつ」の前でそれぞれ1マスあけます。

「~を」「~が」の後も1マスあけます。

「体育着」は「たいくぎ」ではなく「たいいくぎ」、「着替える」は「きがえる」ではなく「きかえる」と読みます。

点字では「~は」の「は」は、「わ」と書きます。
「あしたは」ではなく、「あしたわ」になります。

数字を書く時は、数字の前に数符(③④⑤⑥の点)を書きます。
「2」の後はマスをあけずに続けて「じかんめ」と書きます。

「1日」は「ついたち」と書きます。「11日」は「数符11にち」です。

点字ではひらがなとカタカナの区別はありません。
<まめちしき>
点字は1825年にパリの盲学校の生徒だったルイ・ブライユが考え出しました。
どの国の点字も6つの点の組み合わせでできていますが、日本語の点字が読めれば、他の国の点字が読めるわけではなく、その国の言葉がわからないと点字も読めません。
※ルイ・ブライユについて詳しくはこちら

「てんじ」も「ぶろっく」もそれぞれ意味を持つ言葉なので、続けず1マスあけて書きます。
「~が」や「~を」と同じように、「~の」の後も1マスあけます。
<まめちしき>
点字ブロックには細長い線がならんでいる「誘導ブロック」と、丸い点がならんでいる「警告ブロック」の2種類があります。
点字ブロックは目の見えない・見えにくい人にとって、歩くための大切な手がかりです。
点字ブロックの上で立ち止まったり、自転車を置いたりしないよう、みなさんのご協力をよろしくお願いします。
※目の不自由な人の誘導方法について詳しくはこちら
点字を書いてみよう(問題)
※漢字を「かな」に直してから点字を考えるとわかりやすくなるよ。
① ちいさいおうち
② こんとあき
③ おつきさまこんばんは
④ からすのパンやさん
⑤ きんぎょがにげた
⑥ かいじゅうたちのいるところ
⑦ ざんねんないきもの事典
⑧ かいけつゾロリのドラゴンたいじ
⑨ 2023年8月31日
⑩ 明日から、新学期が、始まります。


点字では意味のまとまりごとに1マスあけて書くので、「ちいさい」の後は1マスあけます。

「~と」の後は1マスあけます。

「ば」は「は」の前に濁点を表す⑤の点をつけます。
また、点字では「~は」の「は」は、「わ」と書きます。

点字ではひらがなとカタカナの区別はありません。
活字では「パン」と書いてあっても点字にすると「ぱん」と同じです。

「ぎょ」は「こ」の前に④と⑤の点をつけ、2マスを使って1文字を表します。
「きょ」の場合には④の点だけつけます。

「かいじゅう」ではなく、「かいじゅー」と書きます。

「事典」も「辞典」も点字では同じ文字になります。漢字がないと不便な時もあります。
意味が分かりにくい場合など、本によっては漢字のに説明をおぎなって作ります。

濁点をあると、その分点字のマスを多く使います。
この場合、活字で15文字が点字では22マスになります。点字の本のページ数が多くなる理由の1つです。

数字を書く時は数符(③④⑤⑥)を使います。
数符をつけわすれてしまうと「2023」が「いろいう」となってしまいます。
年・本・番などはマスをあけず、続けて書きます。
※数字の書き方はこちらも見てね。

「しんがっき」の小さな「っ」は②の点を使います。
「、」のあとは1マスあけます。
「。」の後に文が続く時は2マスあけてから次の文を書きます。
2022年度の問題はこちら
点字を読んでみよう


「ぶ」は⑤の点+「ふ」と書きます。

「きょ」は④の点+「こ」と書きます。
点字では「きょうしつ」とは書かないよ。「う段」の音がのびる時はのばす記号を使ってね。

小さな「つ」は、②の点で表します。のばす音「―」の記号がつづきます。


意味のまとまりごとに1マスあけるよ。「たいそう」の「う」は のばす記号を使ってね。

意味のまとまりがふたつあるね。「じかん」の前は1マスあけるよ。

数字を書く時は数符を使います。 数符を使わないで書くと「4」が「る」に、「2」が「い」になります。
「4」は2マスを使って
、
「る」は1マスで
と表します。
「2」は2マスを使って
、
「い」は1マスで
と表します。
2ケタの数字を書く時は最初に数符を書き、続けて2ケタの数字を書きます。
例① 50
数字の後にア行・ラ行の点字が続く場合には、数字と文字を区別するために⑤⑥の点(つなぎ符)を入れて、「どこまでが数字か」がわかるように書きます。
例② 50円
つなぎ符を使わないで書くと…。

506ん!? あれっ、意味が通じない!つなぎ符は重要ですね。

⑤⑥の点は「、」を、②⑤⑥の点は「。」をあらわします。
「、」の後は1マスあけて、続きを書きます。
「。」の後に文章を続けて書く場合には、2マスあけます。
点字を書いてみよう
※漢字を「かな」に直してから点字を考えるとわかりやすくなるよ。
① 夏
② 名前
③ 運動会
④ ドラえもん
⑤ プリキュア
⑥ ぐりとぐら
⑦ タイムカプセル
⑧ 3匹のこぶた
⑨ こんにちは、本間一夫です。
⑩ 2022年、にってんきっずチャレンジ



点字では「うんどうかい」ではなく、「うんどーかい」と書きます。
「う段」の音をのばす時は、のばす記号を使います。






点字では「こんにちは」の「は」は「わ」と書きます。「、」は⑤⑥の点を書き、そのあと1マスあけます。
「。」は②⑤⑥の点を書きます。「。」の後に文章を続けて書く場合には、2マスあけてから書いてください。
