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本間一夫記念室 : 館内バーチャル見学

あなたへのお願い
あなたの「自由に読書できる喜び」を、「見える眼をもつ幸せ」を、盲人福祉のために生かしていただきたい、と心から願うのであります。

本間一夫
著書 『指と耳で読む―日本点字図書館と私』(岩波新書)より

本間一夫記念室

記念室について

日本点字図書館の創立者・本間一夫(1915-2003年)は、その生涯を当館事業に捧げ、視覚障害者への読書提供の大切さを世の中に訴え続けてきました。当記念室は、そんな本間の理念や業績を知る場所として、2006年3月別館3階に開設されました。

記念室の中心には、本間が執務で使用していた机と椅子を設置し、生前の活動の様子を再現しています。木製の両袖机の上には、スイッチボタンの磨り減ったテープレコーダ、奉仕者や募金者の方々への礼状や手紙を書き続けた愛用の木製点字器、当館創立時に本間を温かく指導・支援された、点訳奉仕運動の提唱者・後藤静香氏の著書『権威』の点訳書などが並び、1974年に亡くなった喜代子夫人との写真も飾られています。

本間の机と椅子

また、記念室では本間の生涯年譜を基に、次のようなものを展示・陳列しています。

  • 本間と日本点字図書館の活動を記録する写真類
  • 日本点字図書館の歴史が刻まれた各種調度類(創立時に特注品として製作された木製書架、貸し出しカード入れ、木造ケースなど)
  • 本間の著作物・愛蔵書、日本点字図書館の記念誌類
  • 各種表彰記念品(鳥居賞、朝日奉仕賞、井上靖文化賞などの表彰状・盾など)
  • 支援・協力者関係の記録類

こちらで本間一夫記念室の展示品を写真で紹介しています。

展示ケース展示ケース

当記念室の訪問をきっかけとして、点字図書館関係者はじめ一人でも多くの皆さまに、本間のメッセージを受け継いでいただきたいと願っています。
ご希望のかたはどなたでも見学できます。当館総務課(電話03‐3209‐0241)までお申し出ください。

※ 2015年、本間一夫の生誕百年を迎えました。特設サイトで、伝記マンガや記念動画を公開しています。 生誕百年記念特設サイト

イメージ画像:本間一夫の志

本間一夫と日本点字図書館の歩みについて詳しくは、こちら


本間の生まれ育った家は国の指定重要文化財に指定されていて、「旧商家丸一本間家」として増毛町の観光スポットとして公開されています。
また、生家も出身地北海道増毛町で酒造業を営んでいます。そちらもご覧になってみてください。

旧商家丸一本間家 ホームページ
国稀酒造株式会社 ホームページ

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